砂の女


砂の女 (新潮文庫)

砂の女 (新潮文庫)


通学が原付で、本を読む時間を見つけるのに苦労してますが、最近読み終えた本です。


現代の日常の中で、「もしこんな特異な条件なら人はどうするのか、何を考えるのか」を描いた本。
題名のとおり、砂と女との変わった生活。
特に砂の恐怖がまざまざと表現されている。
砂の直径は最も流動的な性質を持つ大きさで、乾燥などよりもその流動性が生命を拒む一番の理由であるらしい。