こばやしのマッハちょっぷ

時は小学校高学年、友達とのめり込んだゲームがあった。
ダウンタウンの熱血行進曲である。
クニオのゲームといえばご存知の方も多いのではないだろうか。
知らない人は全く知らないだろうけど…。
アクションゲームで、4種類（クロスカントリー・しょうがいべや・たまわりゲーム・かちぬきかくとう）の競技で優勝を競うという単純なものである。

攻略性などは一切なく、何回かやれば飽きそうなものであるが、覚えてるだけでもありえないくらい時間を費やした感がある。

チームも4チーム（ねっけつ ちーむ・はなぞの ちーむ・れいほう ちーむ・れんごう ちーむ）しかなく、チームによって能力に偏りがあるのでどこ（れいほう）をとるのか決めるのにもジャンケンを要したりする。

ゲームは年々進化してるから一概にはいえないが、純粋にそのとき自分が楽しんだという意味では俺のベストゲームといえるかもしれない。

どこに面白さがあるのか今考えてみると、ひとつの要因としては、最後にある個人賞かもしれない。
活躍した選手、駄目だった選手が表彰されるのである。
ゲームの単調性を隠す要素となってた気がする。

とにかく熱中した。
ゲームに負けて本気で喧嘩をしたこともあった。
点数を稼ぐために汚いことをしたこともあった。

このゲームは一応パソコンの中に入ってるので、やろうと思えばできるが多分今やったら前ほど面白くないような気がする。
過去は美化したまま置いておくとしよう…。

ダウンタウン熱血行進曲 どこでも大運動会