閉店法


今年6月には4年に1度のサッカーワールドカップが開催される。
場所はドイツ。
去年3月に行った国である。
今朝の朝刊にそれについての記事がちょこっと載っていた。


ドイツには閉店法というものがある。月曜日から土曜日までは午後8時まで、日曜日や祝日は営業が認められていない。
キリスト教安息日であるかららしい。
確かに向こうに行ったとき、夜はほとんどのお店が営業していなかった。
外で晩御飯を食べるのにも一苦労であった。
ナイキショップなどもせっかく見つけたのに閉まる時間が早くて入れなかった。
コンビニとかもほとんどないみたい。


日本では考えられない。
利益を追い求めて営業時間拡大の方向に進んでいる。
どっちがいい悪いじゃなくて、国柄の違い、特に労働に対する意識の差が顕著に表れていると思った。
旅行中のガイドの人の言葉で印象的なものがあった。


「日本人は働くために休む」
「欧米人は休むために働く」


みなさんはどっち派ですか?
個人的には後者の生き方のほうに憧れる。
意識しないうちに前者のような日本人的性質に陥っている気もするが・・・。


それはそうと、あっちのスーパーの店員はどうしてあんなにもグダっているのだろうか。
ガムをくちゃくちゃ噛みながら椅子に座り、会計をしている最中でさえも他人と会話していたり・・・。
すっごい偉そうな態度で上から目線極まりないし・・・。
あの態度は、まがいなりにも接客業に携わっている僕にはどうしても解せない。


そんなドイツでも今度のワールドカップでは閉店法を緩和するらしい。
ま、外国人観光者にとっては不便な一面もあるからいい機会ではあると思う。
郷に入れば郷に従えとも言うけど・・・。
様々なニーズがあるのでそれに応えるためには仕方ないんちゃうかな。


俺はおそらく見に行けないから、知りませんけど。