キーボード事件


ちょうど一ヶ月ほど前だろうか。
年もまだ明けてない12月に家で一人、キャラ違いのカシスオレンジを飲みながら映画を見ていた。
途中でやたら眠くなり、全てをそのままにほったらかして床に就くことにした。


すぐに気を取り戻し、せめてテレビや電気だけは消しておこうと眠い目をこすりながら仕事をこなした。
寝ぼけていたこともあって、まだグラスに残ってるカシスオレンジを倒してしまい、テーブルの下にまっ逆さまに落ちていった。
その下には我が家自慢のコードレスキーボード。


あぁっっ!!


って思いながらも、睡魔に打ち勝つことができず、ささっと拭いて夢の世界へと旅立っていった。


それから数日後・・・、blogでも書こうとおもむろにタイピングしようとしたまさにその時・・・、


左側のとあるキーをポンと押すと、そのキーはへっこんだまんま。


sを押すと・・・、


ssssssssssssssssssssssssssssssssssssss


ってな具合に押しっぱなしの状態に陥る。


おそらく、いや、間違いなくあのファンブルしたカシスオレンジがキーの下で粘性を強めていき、キーを身動きできないようにしている。
見事なディナイのディフェンスである。
しかも、Windowsにログインするときのパスワードのうちの半分を抑えている。
言わばこっちのエース級の選手たち(キー)がものの見事にやられてる。
その日のうちに何度もパスを回すと(キーを押していると)、徐々に点数を取ってくれはする(きちんとキーが反応する)。
でも次の日にもう一度トライしてみると、振り出しに戻ってカチンコチンである。


ここ最近は毎度毎度きちんと打ち直していた。



すsssssssssssこぶる不愉快でああああああある。
文字を打つのが億劫になああああああああああああああああああある。
もはやああああああssssssssっ修正するのも面倒だあああ。


いいや、このままああああでいくとssssssssっしよう。