デニムを眺めて想う


今日、全身デニムで身をまとい、トレッキングシューズで神戸の街中を歩く欧米人がふと目に留まった。
似合う似合わないの次元ではなく、「衣」のかもし出す空気と人間自身が風貌という形で完全に一体化していた。


デニム、とりわけGジャンに至っては、どうしてああも欧米人にしっくり来るのだろう。
日本人が合わないとは言わない。
かっこよく着こなしてる人もよく見かける。
でも、Gジャンというとどうしても欧米人とリンクしてしまうのは僕だけなんだろうか。
事実、テレビや雑誌でデニムのPRをするときに欧米人がモデルとして起用されることが多い。
EDWINのブラッド・ピットとか。
似合うよね。


考えてみれば当たり前か。
もともと海外の文化やもんね。


毎日「どの洋服着てこうかしら」言うてるもんね。
その時点で外国ありきやもんね。


今、日本人の若者のルックスに対する願望は確実に欧米を意識してる。
髪は茶色、目はパッチリ、鼻は高いほうがよしとされ、中にはカラーコンタクト的なものも見かける。
色んな意味で目の色変えて必死、日本人として鼻が高くないし、まさに目が点になる思いである。


今週は週6でスーツという洋服を着倒した一日本人の独り言でした。