ダ・ヴィンチ・コード


ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描〈ウィトルウィウス的人体図〉を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く……。

なおちゃんにインスパイアされて、東京の往復時間を利用して読んだ。
いや、面白い。
深い。
キリスト教に関する知識は中学の歴史レベルだったが、そんな僕でも十分楽しめる。
去年この物語の舞台であるルーブル美術館に行ったけど、これを読んだらもう一回行きたくなる。
モナリザやミロの写真を撮ったことに充実感を覚えてた自分が恥ずかしく思う。


どこまでが真実でどこまでがフィクションなのかの判断がわからないけどサスペンスとしてなかなかの完成度なのではないだろうか。
友人のNざるきにぜひとも話を聞きたくなった。
宗教の意識の薄い日本でこれだけ話題になるとは少々びっくりである。
何はともあれ、少なくともこの本を読んで宗教や絵画にもっと触れたくなったので、自分にとって有意義な一冊であったといえるんじゃないか。